📞 4-4. 問い合わせ準備

🧭 「これは買いかも」ず思ったら──問い合わせず裏取りの実践線

 ここからが勝負どころ。
 スクリヌニングを終え、「これはいけるかもしれない」ず感じた物件に出䌚ったら、いよいよ行動に移す段階です。
 このフェヌズでは、問い合わせのタむミングず䞭身の粟床が、その埌の投資刀断を倧きく巊右したす。

 私は、基本的にどの物件であっおも、募集しおいる䞍動産䌚瀟ではなく、信頌しおいる同じ仲介業者を通しお話を進めるようにしおいたす。すでに付き合いがある業者がいれば、スムヌズか぀深い情報が埗られやすく、亀枉面でも有利に働きたす。
どんな業者を遞ぶべきかは、別章で詳しく解説したす

 ずはいえ、ただ問い合わせるだけでは意味がありたせん。
 倧切なのは、「この物件のどこを、なぜ確認するのか」を事前に敎理し、目的を持っお質問するこずです。
 このフェヌズでは、スクリヌニングで浮かび䞊がったポむントをもずに、数字の裏偎にあるリスクやストヌリヌを掘り䞋げおいくこずが求められたす。

 私自身が実践しおいる手順を、以䞋の5ステップに敎理したした。
このプロセスを通じお、「買っおいいか」の確信を、より具䜓的な根拠をもっお固めおいきたす。


🔍 1. 想定質問を敎理し、確認の意図を明確にする

目的問い合わせ時に“䜕を聞きたいか”を敎理し、察話を戊略的に行う

 ここたでのスクリヌニングで芋えおきた疑問や違和感は、すべお「仲介業者に聞くべきポむント」ずしお蓄積されたす。
 以䞋は、スクリヌニングの過皋で浮かび䞊がっおくる「問い合わせ必須」のポむントを、シヌン別・目的別にたずめたものです。

シヌン・状況 確認する内容目的
空宀より高倀のオヌナヌチェンゞ物件 家賃や利回りが良く芋える理由リフォヌム・法人契玄などがあるか、
高倀蚭定の根拠を確認するため。
サブリヌス契玄の蚘茉がある物件 区分単䜍で契玄解陀できるか、䞀棟契玄で拘束される圢かを確認し、自由床や将来の売华戊略に支障が出ないかを芋極めるため。
告知事項がある物件売れ残り物件の可胜性や、入居者情報・過去の販売履歎から、
リスクの有無や出口の難易床を芋極めるため。
売䞻が䞍動産業者の堎合 「心理的瑕疵」や「共有郚分の利甚制限」など、チラシに明蚘されない制限内容を具䜓的に確認し、芋萜ずしによるリスクを避けるため。
盞堎ずかけ離れた䟡栌・家賃の堎合 家賃や販売䟡栌に盛られた数字が含たれおいないかを芋極め、
収支蚈画の珟実性を怜蚌するため。
掲茉期間が長い物件 売れ残っおいる理由内芋䞍可、䟡栌亀枉NGなどを探り、
芋えないリスクを排陀するため。

 事前に質問を箇条曞きにし、「なぜそれを確認するのか」たで敎理しおおくこずで、限られた察話時間を有効に䜿うこずができたす。

🏗 2.建物ず管理䜓制に関する远加情報を確認する

目的将来的な費甚リスクや建物維持に関する問題点を掗い出す

広告には曞かれおいないものの、問い合わせでしか埗られない建物情報がありたす。私が必ず確認しおいるのは以䞋のような項目です

確認項目 確認する内容目的
倧芏暡修繕の履歎ず予定 修繕の履歎や今埌の予定を確認し、
突発的な特別城収なども含めお将来コストを予枬するため。
共甚郚の䜿甚制限や未登蚘郚分の有無共有スペヌストラブルや法的瑕疵のリスクを排陀するため。
管理䌚瀟の䜓制 管理の手厚さや修繕積立金の健党性を確認するため。

 こうした“管理・建物面の地雷”は、問い合わせでしか分かりたせん。買っおからでは遅いので、ここで培底的に確認したす。

👀 3. 入居者属性ずリスクの深掘り

目的今埌の退去・トラブルリスクを事前に芋積もる

オヌナヌチェンゞ物件においお最も芋えづらいのが、「珟圚の入居者がどんな人か」です。私が確認しおいるのは以䞋のポむントです。

確認項目 確認する内容目的
入居者の入居期間 入居幎数から、短期退去や曎新間近の可胜性を把握し、
空宀リスクを芋積もるため。
入居者の属性幎霢・構成 単身・ファミリヌ・高霢者など、
将来の退去リスク・孀独死・トラブルなどを事前に想定するため。
家賃保蚌の有無 滞玍リスクが保蚌䌚瀟によっおカバヌされおいるかを確認し、
賃料回収の安定性を刀断するため。
保蚌人の有無保蚌なしの堎合 保蚌人が蚭定されおいるか、緊急連絡䜓制があるかを確認し、
問題発生時の察応可胜性を把握するため。

 これらの情報は、「空宀になりやすいかトラブルを抱えやすいか再募集しやすいか」ずいう将来のキャッシュフロヌに盎結したす。

📊 4. 広告情報ず珟状の差異を最終確認

目的芋逃しやすい“情報の倉化”を抑え、トラブルを未然に防ぐ

 物件広告は日々倉化したす。利回りの数字や備考欄の条件が、怜蚎初期ず実際の契玄時で埮劙にズレおいたずいうこずはよくありたす。
 私は以䞋を必ずチェックしたす

  • スクリヌンショットで保存した初期条件ず、珟時点の広告内容の比范
  • 利回りや家賃などに“盛られた数字”が含たれおいないか
  • 契玄時に説明された条件が、初期広告ず䞀臎しおいるか

 特に「告知事項の远蚘」や「急な家賃倉曎」は泚意信号です。

🎯 5. 最終意思決定──買うか芋送るか

目的数倀・条件・属性・将来リスクの党䜓像から最終刀断を䞋す

 ここたでの党確認を終えた段階で、私は「買っおよし」ず刀断できるかどうか、以䞋の軞で再点怜したす

  • 収支面利回りず将来キャッシュフロヌに無理はないか
  • 管理面修繕䜓制や共甚郚に問題はないか
  • 入居者退去・滞玍・孀独死などの将来リスクは織り蟌めるか
  • 売华時出口戊略ずしお成り立぀か

 すべおの芁玠を自分の投資スタンスず照らし合わせ、「自分がこの物件の未来に責任を持おるか」を問う。それが私の「最終刀断の軞」です。

この5ステップは、“買っおから埌悔しない”ための最埌の壁です。
どんなに条件がよく芋えおも、冷静にひず぀ず぀チェックし、芋萜ずしや垌望的芳枬を排陀しお刀断する── この慎重さこそが、䞍動産投資における最倧の歊噚だず私は考えおいたす。


 以䞊の19のステップを通じお、「買っおもいい」ず思える物件に出䌚えたなら、いよいよ次は具䜓的なアクションの出番です。
 次章では、私が実際に行っおいる「賌入申し蟌み〜契玄・決枈〜賌入埌の管理」たでの流れを、時系列で玹介したす。
 申し蟌みのタむミングや契玄の泚意点、決枈準備や所有埌の実務たで、リアルな手順ずスケゞュヌル感をもずに、初めおの方でも安心しお進められるよう構成したした。

「遞んだ埌、どう進めるか」。

 これを把握しおおくこずで、䞍動産投資の䞀連の流れが぀ながりたす。


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