📝 ブログを始めて、検索が気になった
ブログを始めてみて、意外だったのは「Google検索に載るかどうか」がやたらと気になることだった。
WordPressで公開ボタンを押すたびに、「これ、ちゃんとインデックスされるだろうか?」と不安になる。夜中にスマホを開いて、何度も自分のURLをGoogleで検索してしまう。なかなか表示されないと、なぜか自分の存在すら否定されたような気持ちになる。
でも考えてみれば、その「インデックス」を作っているのは、実際にはGoogle以外にもいくつか存在するけれど、現実としてはGoogleがほぼ寡占している状態だ。
世界中のウェブページを巡回して、内容を読み取り、検索結果に反映させる。そのためには、天文学的なサーバーと電力と人材が必要だ。
一体いくらかかってるんだろう。なぜそれを、Googleが無償で提供しているのか。もちろん、その裏には広告ビジネスがある。でも、その構造に無意識に乗っかっている自分に、ふとゾッとした。
🧱 インターネットの基盤って、誰が支えてる?
Googleのインデックスが「検索の入口」だとすれば、DNS(ドメインネームシステム)は「名前と住所を結びつける仕組み」だ。これは金儲けの仕組みにはなりづらいため、私企業が介在せず、公益性の高い形で運用されているのはある意味自然とも言える。
これはICANNやJPNICといった非営利組織が管理していて、国際的に分散された体制がとられている。
IPアドレスの割り当ても、地域ごとの非営利団体が担っている。つまり、インターネットの根幹は、ある程度「公共的な運用」がされているわけだ。
では、もう少し上のレイヤーはどうだろう?
| 領域 | 例 | 管理主体 | 公共性 |
|---|---|---|---|
| 名前解決 | DNS | ICANN / JPNIC | 高い |
| IP割当 | IPv4 / IPv6 | IANA / APNIC | 高い |
| 検索 | Google検索 | 私企業(Google) | 高い(が私的)※ 多くの人にとって情報への入口であり、事実上の公共的ゲートウェイだが、その運営は一企業に委ねられている |
| 地図 | Google Maps など | 私企業(国土地理院などは公的) | 高い(災害・行政用途含むが、公的機関は民間に追いつけていない) |
| メール | Gmail / Outlook 等 | 私企業(多数) | 中程度(分散性あり) |
| 資産管理 | 証券・仮想通貨取引所 | 私企業 | 高い(独占傾向) |
| 登記・年金 | 法務局 / 年金機構 | 国家 | 高い(DX化は進行中だが、まだ道半ば) |
📄 紙から電子へ──誰が情報を持っている?
紙で保管されていた情報は、どんどん電子化されている。登記簿も、年金記録も、健康診断も、株式の保有状況も。たとえば、登記には「e-Registration」というオンライン提供サービスがあるし、マイナンバーカードを使った電子申請も一部進んでいる。
国家が管理している年金や登記は、いまだにアナログな部分が多い。僕自身、登記に関しては司法書士の先生にすべてお願いしているけれど、委任状や紙の住民票を添えて郵送でやりとりするプロセスが必要になる。まるでe-Taxが始まる前の確定申告のようだ。制度的には徐々に電子化の道筋が整いつつあるが、司法書士を介さずにフルオンラインで完結させるには、まだ技術面・制度面ともに課題が多い。
では、国家は遅れているのか? それとも、私企業に任せるべきではないのか?僕にはまだ答えが出せない。とはいえ、こうした手続きを担う「士業」が、その専門性ゆえに既得権益として機能し、DXの推進にブレーキをかけている面があるのではないか、という疑念も拭えない。司法書士に限らず、税理士や行政書士なども含めて、制度の複雑さが市民の主体的な関与を妨げている側面があるのかもしれない。
⚖️ 信頼って、誰がどうやって守るもの?
ただ、はっきりしているのは──それが国家であれ、企業であれ、「誰かが情報を恣意的に操作する」ことが可能な構造は、危ういということだ。
僕たちは、利便性を選びながらも、その裏で動いている仕組みに目を向ける必要がある。信頼は、力によって守られるのではなく、透明性と、監視の構造によって守られるべきだ。
🚀 未来の情報社会は、自由か、それとも…?
10年後──いや、もっと早く、あらゆる情報が電子化された社会がやってくる。
医療、資産、恋愛、信用、移動、発言、すべてが記録され、接続され、検索可能になる。そのとき、僕たちは「便利さ」に包まれているのか。それとも「誰かの手の中」にいるのか。
その分かれ道は、今この瞬間にも、静かに築かれているのかもしれない。もっとも、その未来に希望がないわけではない。たとえば、ブロックチェーンのような分散型の仕組みや、個人のデータ主権を重視する技術も少しずつ広がってきている。僕らが選ぶことさえできれば、より自由でフェアな社会を築ける可能性は、まだ残されている。
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